こんにちは、くろますおです。
円安がヤバいし、日本はオワコンかもしれない。海外に出たい。
海外と日本を行き来しながら生活する「ノマドライフ」にあこがれる。
今日はこんなあなたにお届け。
ぼくも完全なノマドでありませんが、わりと自由な働き方をしています。
カタールW杯で「ミトマの1ミリ」を現地で観ました
WBC決勝で「オオタニの雄たけび」を現地で聞きました
今年は3月と9月に各2-3週間ほど日本の両親に孫の顔を見せに帰りました
これを読むとこんなことがわかります。
はじめる前に、稼ぐビジネスモデルを知っておかないと遠回りになる
ぼくのビジネスモデルはマネするな!!
このニュースレターでは、「最新トレンドを先取りして本業や副業に活かしたい」クリエイター向けに、ぼくがアメリカで得たナマの情報をおどどけします。
それではどうぞ。
※今日の話は1ドル=150円で換算。わかりやすいようになるべく円で話していきます。
📚本日のトピック
グッバイ
アメリカの物価がヤバイ
給料アップが追いつかない
年収2,000万円のサラリーマンが「貧困層」のアメリカ
日本の平均年収は500万
釣りをする池を間違えている気がする
ビジネスモデルの研究はぜったいしろ
これからどうするか?
👍グッバイ
日本のみなさんにとって、今日のニュースレターは気持ちのいいものではないと思う。
正直、ぼくも書くのを迷った。
しかし、アメリカで起こっていることをありのまま伝え、「世界の中での日本」の立場を客観的にみて、共有することがぼくのできることだと思ったので書く。
こいつめちゃくちゃイヤなやつだな
そう思った方はためらうことなく登録解除してほしい。
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では、これでもまだ読んでくれているあなたのために書いていく。
☕アメリカの物価がヤバイ
今週はこのツイートの反響がすごかった。
「午後ティー」でおなじみ、キリン午後の紅茶が4.79ドルで売られていた。
1ドル=150円で考えると約700円である。
たしかに、現地の日系スーパーは全体的に高い傾向にある(だからぼくも滅多にいかない)ので、アメリカの全てのドリンクがこの水準にあるとは言わない。
しかし、午後ティー1本700円は現地のぼくにとってもなかなかのインパクトだった。
ぜひ、これのリプ欄も含めて読んでみてほしい。
日本のみなさんの驚きが伝わるはず。
まぁとにかく、アメリカの物価は今ヤバいことになっている。
これを見ると2022年は異常だったが、2023年も過去と比べてまだまだ物価の上昇率が高い。
いわゆるニュースでよく見るインフレってやつ。
🙅給料アップが追いつかない
長い間デフレに悩まされている日本にいると、「インフレ=いいこと」みたいに思いがち。
実際ぼくも日本にいたころはそう思っていた。
でもそれは、給料が同じ水準でアップしている場合に限る。
この記事によると、アメリカの給料は物価負けしている。
つまり、働いたところで実質的には使えるお金が少なくなっているということ。
この問題は今アメリカでジワジワとボディーブローのようにぼくら一般人を苦しめている。
⚡年収2,000万円のサラリーマンが「貧困層」のアメリカ
わかりやすく日本円で。
年収750-1,500万の人たちの2/3が、日々の生活をカツカツで過ごしている
年収2,250万円の人たちの1/3が、日々の生活をカツカツで過ごし、かつクレジットカードで足りない分をしのいでいる
これを読んでいるあなたはマネーリテラシーが高いと思うが、クレジットカードはようは「借金」だ。
年収2,000万以上の層でもこの状況である。
このツイートに詳細があるので興味がある方はどうぞ。
アメリカの家賃の相場
例えばこちら。
日本で言う1LDKの家賃の、都市別のランキングだ。
世界トップはNY:毎月60万の家賃。ぶっちぎり。
トップ10のうち、7都市がアメリカ
東京は約14万円で、206位
これがアメリカの物価である。。。
もちろん地域差もある。
とくに、東・西海岸の主要都市はいわゆる「ホワイトカラー州」として給与の高い人材が集まるのでおのずと物価も高い。
NY
ボストン
ワシントンDC
マイアミ
サンフランシスコ・LAなどカリフォルニア州の各都市
シアトル
口が悪くて申し訳ないが、「NYに住むなんて憧れる~。いっちゃお~」という感じで頭にお花畑満開の状態でアメリカに来ると即死する。
あんなキラキラした生活は映画の話で、ぼくら庶民はかなりキビシイ生活をしているのだ。
🗾日本の平均年収は500万
日本のついても気になったので調べてみた。
国税庁のこちらを参照。
平均給与は男性563万円
女性314万円
ざっくりと500万円前後といったところだろうか。
Xの月額課金サービス・Xプレミアムプラスが2,000円でローンチするというニュースが出てきた。
日本での反応はイマイチだが、そりゃ当然だと思う。
ホリエモンのメルマガやネトフリが980円の世界で、2,000円のサブスクが簡単に受け入れられるわけがない。
でも物価高のアメリカにいるイーロンからしたら、「2,000円くらいもらわないと従業員の給料払えないんだ!!」という感じだろう。
🐡釣りをする池を間違えている気がする
前置きが長くなってしまったが、ここからが今日の本題。
最近のぼくの悩みというか、頭の中に引っかかっているモヤモヤしたもの。
年収2,000万円でもキビシイ物価高のアメリカから、年収500万円の日本の「個人」をビジネスのターゲットとしていていいのだろうか?
ご存じの通り、ぼくの発信の対象は日本にいるあなたのような「個人」だ。
ただ、個人のサイフから毎月出せる金額なんてたかが知れている。
見下しているわけでもなんでもなく、ぼくもサラリーマンだからよくわかるのだ。
毎月、何万も何十万もポンポン出せない。
つまり、いまぼくはだいぶミスマッチな戦いをしている気がしてならない。
日本円振り込みもネック
あとは日本向けビジネスにおける銀行口座のハードルもネック。
Voicy、note、Tipsなどなど、個人の発信ビジネスとして利用できるものはだいたい日本の銀行口座の振込しか対応していない。
例えば、ぼくがVoicyプレミアムを月1,000円でスタートするとする。
30%が手数料として取られて日本の口座に振り込まれる。
さらにそこから、アメリカのドル口座に移すとすると、手数料や為替諸々で手残りは600円=4ドルくらいにしかならない。
これじゃ午後ティーすら買えない。
その点、Xサブスクは世界共通でドルベース・現地口座振り込みなので非常に助かる。
ありがたいことに毎月70名以上の方に月額5ドル=700円をいただいている。
が、これでもようやく午後ティー1本買えるかどうかなのだ。
正直に言うと、このあたりのチグハグ感がどうにも最近大きくなってきた。
日本向けのサブスクは1,000円が限界?
正直サブスクをやるなら、月3,000円(=20ドル。これでぼくの街のマックの最低時給)くらいでやりたいが、それをやるなら日本の「個人」を対象にすべきでないと感じている。
たとえば、ぼくも尊敬するとあるクリエイターが最近15ドルでサブスクを開始しようとしたが、一旦停止している。
ぼくは、コンテンツに見合った当然の価格だなと思ったが、読者はそう捉えなかったのかもしれない。
やはり日本の個人向けで月1,000円を超えるサブスクは相当ハードルが高い。
が、現状は今のぼくを支えてくれているのは紛れもなく、あなたのような日本の「個人」のみなさまなのである。
本当にありがたい。
これはこれで続けつつ、ぼくのキャッシュポイントの本丸は、高価格帯にしたり、法人向けのサービスやスポンサーシップを獲りにいったり、いっそのことグローバル向けのサービスにするなど活動の大きな方針転換した方がいいのか?とも思っている。
✍ビジネスモデルの研究はぜったいしろ
いま発信活動でがんばっていたり、副業で稼いでいきたいと思っている方にぜひ覚えておいてほしい。
ツイートする前に、マイクに音声をのせる前に、まずはあなたがどうやって稼いでいくかのビジネスモデルを頭の中に描いておくべき。
でないと、ぼくの二の舞になる。
ぼくはこの研究をやらずにはじめてしまった。
というか、今この問題に直面するまで、ただ必至にフォロワー数や購読者数だけを追ってきてしまった。
そしていざマネタイズに舵を切ろうと思った矢先、マーケットのギャップが明らかにおかしいことにようやく気がついた。
海外と日本を行き来しながら生活する「ノマドライフ」にあこがれる。
冒頭のこれも全然いい(むしろぼくも憧れる)が、自分のキャッシュポイントをきちんと整理しておかないといざ「ノマド」になったところでノタレ死ぬ可能性もある。
⛈これからどうするか?
まとめると、ぼく個人としてはいまこのへんがボトルネックになっている。
日本の個人に向けたビジネス
口座、通貨の問題
個人的なボトルネックと言ったが、もしあなたが日本を出て海外で生きていきたいという夢があるならば、これは必ずついてくる問題だと思う。
とくに、現地の会社や仕事に属するのではなく、「パソコン1つで生きていく」と決めた場合はなおさら。
口座や通貨の問題に関しては、Voicyをはじめとした大手プラットフォーマーを介さず、StripeやPaypalを組み込んだサービスもしくは自社サイトを作ることになると思う。
これを読んでいるあなたには、場合によっては新たなサービスのアカウントを作って、クレジットカードの登録をお願いするかもしれない。
ユーザーエクスペリエンスとしては最悪だ。
この手間だけで離脱する潜在顧客も出てくるはず。
できることならぼくもやりたくない。
が、クリエイターとして活動を続けるうえでやむを得ないかもしれない。。。
そして、それこそブロックチェーンの出番だ。
国境を超えて、瞬時に、安い手数料で着金するこの金融革命を早く進めたい。
ビジネスモデルの研究をする
とりあえず、同じようなステータスのクリエイターをリサーチして参考にしようと思っている。
海外発・日本の個人に向けた発信では当然、このあたりのクリエイターの活動は参考になる。
タイのマナブさん:マリファナビジネスというグローバルで売れる商品を根幹に持ちつつ、日本向けには自社商品で収益化
ドイツのジャバさん:日本向けにニュースレタープラットフォームを自ら開発し、手数料ビジネスで収益化
ドバイのJoe Takayamaさん:投資家としてのコネクションを活かした発信で、スポンサーシップで収益化
カナダのバンクーバーにこんなクリエイターもいた:高~低価格帯の読む・観る・聴く自社商品コンテンツを量産
薄利多売のクリエイターもいれば、高単価で一発を狙いに行くクリエイターもいる。
自分に合ったスタイル、着金方法を模索していく。
もしあなたがオススメの海外在住クリエイターがいたらぜひコメント欄で教えてほしい。
ということで本日は以上です。
🌞質問やご意見はマシュマロから
匿名でOK。
こちらからどうぞ。
✨今週のひとこと
今日のニュースレターはホントに出すべきか迷った。
しかし、今後日本から出ていく人が多くなると言われている中、この物価と賃金のグローバルの差について、あなたの頭の片隅に入れておいても決して損はないと思ったので出すことにした。
哀しいかな、これが現実。
海外をベースに、日本を対象にしたビジネスを展開するとこうなる。
毎日を会社員として決まったルーティンで生活していると、こんなことすら気づけなくて情けない。
ぜひあなたには反面教師にしてほしい。
ビジネスモデルの研究は絶対しましょう!
ぜひみなさんの意見もリプ欄で教えてください。
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今回のニュースレターをXで告知しました。
これを引用リポストして感想を拡散してもらえるとうれしいです!
微力ながら、ぼくの1.7万以上のフォロワーさんたちにも声が届くようにリポストします。
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今回もキレキレですね!
すごく共感すること多かったです。
ヨーロッパに住んで日本円でビジネスするとキツいですし。
日本人クリエイターとしては、今後はドルで稼ぐ戦略を考えるのは必須ですね。そういう意味でもSubstackとかのニュースレタープラットフォームはnoteと違ってドルベースの収入源になるから推したいと思いました。