時給5,000円の国で開催される2026年サッカーワールドカップのリアル
W杯開催地シアトルの滞在費はいくらかかるのか、現場の声をレポート。世界の祭典から日本応援団が消える日もそう遠くない?
2,893人の登録者のみなさん、ごきげんよう。
今週はアメリカで2つの大きなアナウンスがありました。
雇用統計。アメリカ人の平均時給34ドル=5,000円超え
2026年サッカーワールドカップのスケジュール
そこで今日は、こんな疑問をもったあなたへお届け。
2026年のワールドカップを現地アメリカで観たい。
でも、時給5,000円の国に旅行するなんておそろしい。
円安やインフレが進んでるし、いったいいくら準備したらいいんだろうか?
開催地シアトル在住のぼくが、現地のナマの情報をレポートします。
ワールドカップに興味がなくても、これを読めばいまあなたがやるべきことがわかるはず。
わたくし、1か月ぶりに筆をとりますが、どうぞお付き合いください。
それではよろしくお願いします。
📚本日のトピック
イケイケどんどんのアメリカの給料
2026年のワールドカップはアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催
日本からシアトルに試合を観に来たらいくらかかるのか?
ロサンゼルスに大谷やミッキーに会いに行くのも一苦労
ということで稼ぎましょう!
2024年のテーマは「自動化」
💰イケイケどんどんのアメリカの給料
2/2にアメリカの雇用統計が発表されました。
詳しい内容は自分でググってもらうとして、衝撃的な内容がバズってましたね。
ついに、アメリカの平均時給が円換算で5,000円を突破。
そんなアメリカの物価は当然ヤバイ。
先日スーパーに寄ったら、1.5Lの生茶が1,000円/本超えてた。
もはや高級茶やん・・・
⚽2026年のワールドカップはアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催
そして、そんなアメリカで2026年6月から世界最大のスポーツイベントが開催されます。
3か国共催とはいうものの、メキシコ・カナダでは各13試合しか行われず、残り78試合は全てアメリカ開催。
実質「アメリカワールドカップ」と呼んでもいいでしょう。
アメリカでは11都市が会場に決定
シアトル、
サンフランシスコ、
ロサンゼルス、
ダラス、
ヒューストン、
カンザスシティ、
フィラデルフィア、
アトランタ、
マイアミ、
ボストン、
ニューヨーク
ワールドカップが開催できるとなると、その経済効果は計り知れず。
国際サッカー協会(FIFA)のお偉いさん方の訪問受け入れなど、各都市のプレゼンは凄まじいものがありました。
例えば、アメリカ第3の都市であるシカゴは選ばれず。
いかに熾烈な競争だったかがわかります。
そんななか、ぼくの住むシアトルは開催都市として選ばれました。
開催国アメリカのグループステージ第2戦のスタジアムとしても発表され、アメリカ国民を含め世界中から大量に観光客がくることが予想されます。
🛩日本からシアトルに試合を観に来たらいくらかかるのか?
さて、ここでいったん話をまとめます。
アメリカの賃金、物価は堅調に推移
そんなアメリカで2026年にW杯が開催
はたして、日本から旅行・観戦するにはいくらかかってしまうんだ・・・
こう思っている方も多いと思うので、現地シアトルの状況もふまえてざっくり見積もってみます。
①航空券
当然ながら2026年のチケットはまだ出てないのですが、今年の6月のチケットをチェック。
東京(成田・羽田)からの直行便は、最安でも2,000ドル。
②宿泊費
これはけっこう問題で、現状宿泊施設が足りてない。
つまり、需要に供給が追いつかない可能性が高く、ホテルやエアビーなどの貸し手が値をつり上げてくることは想像できる。
今日も同僚との会話の中で、『うちの庭にテント張って、一泊50ドルくらいで貸しても観光客来そうだよね~』なんて会話をするくらい。
スタジアムから20キロ以上離れたかなりアクセスの悪いモーテルですら、今夏はすでに90ドル/泊。
26年の大会期間中となると、1週間の滞在で最低でも1,000ドルは必要かもしれない。
「ホテル代を浮かすために、ちょっと離れたトコに滞在しよう」
こう思った方もいるかもしれない。
しかし、中々やっかいなのがシアトル(というかアメリカ全体)なのです。
③移動費(ウーバー)
アメリカのような広大な土地がある場所では、バスや電車などの公共機関を至るところに張り巡らせておくわけにはいかない。
つまり、アメリカではメインの移動手段は車なのです。
そうなると、出てくるのがウーバー。
先日ぼくが乗ったレシートがこちら。
スタジアムのあるダウンタウンから空港までの片道で80ドル(チップ込)。
当然、さらに郊外までの距離を走るとなると平気で100ドルは超えてきます。
しかし、公共機関はあるっちゃある。
④移動費(電車やバス)
シアトルは街の規模としては、人口60万人ほどの中規模都市。
近年はGAFAMなどのテック人材が集まってきているとはいえ、まだまだ歴史の浅い新興都市。
つまり、公共機関などのインフラが未完成なんですよ・・・
例えば電車(ライトレール)。
空港からスタジアムのあるシアトルダウンタウンまでは片道3ドルで60分ほどの電車がある。
ウーバーに比べるとたしかに安い。
しかし、空港・ベルビュー間(シアトルから東に位置する第2都市)は現状電車がないし、ベルビューシアトル間の電車もない・・・(黄色の部分)
一応、建設中なので26年までにできればいいのだが。
バスはあるにはあるが、時間が読めないという難点がある(定刻通りに運行する日本のバスすごすぎ!)。
つまり、宿泊施設と移動手段の関係をまとめるとこうなる。
スタジアムに近いダウンタウンはホテル代高いが、移動は少なくて済む
スタジアムに遠い郊外は安いが、移動が高くつく・もしくは時間がかかる
つまりどちらにせよウーバーが欠かせないだろうということで、300ドルを予算としていれておく。
④食費
これはかなり上下するので参考程度に。
昨日、久しぶりに家族で外食ランチをしたら50ドル+チップ20%の10ドルで計60ドルほどだった。
お酒は飲んでいない。
もちろんマックで済まそうと思えばもっと安くできるだろうし、それじゃ味気ないということでローカルの新鮮なカキやステーキ・地ビールが食べたければもっと高い。
1週間の滞在で500ドルほど計上しておきますか。
⑤ゲームチケット
まだ販売されてないので何とも言えないが、2022年のカタール大会は最安で30ドル/ゲームだったよう。
せっかくなので2試合くらい見るとして、100ドルくらい計上しておく。
費用まとめ
ということでざっくりこんな感じ。
航空券:2,000ドル
宿泊費:1,000
移動費:300
食費:500
チケット:100
合計で約4000ドルというところか。
1ドル=148円換算でざっくりと最低60万円弱あればという感じですかね。
おそらく、移動や宿泊に関しては国・都市の名誉をかけて改善してくるはず笑
カタールでは、観光客用のプレハブ小屋や無料シャトルが走っていたし、この辺がアメリカにも導入されるのであればもう少し安くなってもいいかもしれない。
どちらにせよ、日本からの応援団にとっては決して安くないコストがかかってくる。
⚾ロサンゼルスに大谷やミッキーに会いに行くのも一苦労
と、今回はワールドカップに焦点を当てましたが、これは別に2年後に限った話ではないはず。
2024年はアメリカスポーツ史上最高額で契約したドジャースの大谷をロサンゼルスまで観に行きたい野球ファンも多かろう。
ディズニーランドやハワイでゆったり過ごしたい読者もいるでしょう。
どちらにせよ、日米のこの賃金・物価の差は日本人のサイフにかなりのインパクトを与え始めており、来訪しづらい国になってしまった・・・
🌬ということで稼ぎましょう!
2026年の本大会までまだ26か月あります。
今月から、2.5万/月を追加で稼げれば現地での観戦を楽しめるはず。
エアドロでも、フィナンシェでも、ブログでもなんでもいいからとりあえず始めたもん勝ち。
ぜひ現地で会いましょう。
そして、ビールとバーガーで乾杯しましょう。
御馳走します!
🤖2024年のテーマは「自動化」
とまぁ、エラそうなことを言いましたが、ぼくは預金残高がジリジリと減ってます笑
ここ数週間、何もしていないプー太郎なので・・・
2023年は定期的に入ってきていた、サブスク収益もコンテンツ販売・広告収益も激減。
ポッドキャストでもニュースレターでも、どの収益源もぼく自身が発信媒体となって手や口を動かしていないと収益が著しく低下することを痛感。
これはコンサルやコーチングで収益をあげている方も同じと思います。
ということで、2024年は収益の「自動化」を個人的なテーマにします。
今いくつか教材を読んでいるのですが、HitomiさんのこちらのTipsは参考になりました。(アフィリエイトリンクになっているので、イヤな人は別途アクセスしてみてください)
もしみなさんの中で、自動化が得意だったり、オススメの書籍・教材があればXのDMでいいのでぜひ教えてください。
貯金がみるみる減ってくのはマジで地獄だわw
ということで本日は以上です。
✨今週のひとこと
この1か月、慢性的な寝不足で書く気がまったく起こりませんでしたが、リハビリがてら少し長めの文章を書きました。
ワールドカップついでに言うと、2028年はロサンゼルス夏季オリンピックの開催も決まっており、この数年でかなりの経済的インパクトがアメリカに生まれるはず。
日本にいる家族とも、友達とも、そして読者のみなさんともアメリカでぜひ会いたいので一緒に稼いでいきましょう。
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匿名なのでぼくも投票者わからないので安心してどうぞ。
ということで本日は以上です。
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ますおさん、久しぶりのニュースレター拝読しました!
一気に読み進めてしまう訴求力はさすが、リハビリ完了ですね👍✨
先日、アメリカの平均時給5,000円のニュースをみて僕もビックリ、日本だとアルバイトで1,200円くらいですから。
って考えると、単純に日本円で4〜5倍程度稼がないとアメリカで同じ暮らしができない肌感なんだと思います。
大変な時代になりましたが負けていられない、あの手この手で稼がないと💰✨