あなたがクリエイターなら、ニュースレターのマネタイズ方法は知ってるよね？

ニュースレターのマネタイズ方法はシンプルに4つ。あなたに合った運営方法はどれ？

こんにちは、くろますおです。

ニュースレターがアツいのはわかった。
しかし、どうやってマネタイズすればいいのかわからん。

今日はこんなあなたにお届け。

これを読むとこんなことがわかります。

• ニュースレターでマネタイズする4つの方法

• それぞれの長所と短所

このニュースレターでは、「最新トレンドを先取りして本業や副業に活かしたい」クリエイター向けに、ぼくがアメリカで得たナマの情報をおどどけします。

今回のトピックは3回に分けます。

1. ニュースレターでのマネタイズ方法

2. ニュースレターでの集客方法

3. 海外の具体的事例

今日は第1回目。
それではどうぞ。

📚本日のトピック

1. 人の不幸は蜜の味

2. ニュースレターに興味がある

3. まずはビジネスモデルを研究しろって言ったよね？

4. ニュースレターでマネタイズする3つの方法

5. ①スポンサーシップ

6. ②サブスク

7. ③自社商品販売

8. ④売却

9. 来週は集客方法について解説

👿人の不幸は蜜の味

前回のニュースレターが大好評だった。
どの数字も、過去と比べて圧倒的にいい。

内容は「ぼくの悩み」をビジネスモデルと絡めて解説。
あなたが、人の不幸が大好物な読者だということがよくわかった。

まだの方はこちらからどうぞ。

👀ニュースレターに興味がある

そんな中、読者からこんなコメントをもらった。

ニュースレター気になっているけど、何を配信して良いのか迷ってます

ニュースレター配信者として、このコメントはとてもうれしい。
ぼくのコンテンツで、あなたの心が動いたり、行動が変わるのは発信者冥利に尽きる。

「ニュースレターの波がくる！」と公言したニュースレターはこちら。

🧪まずはビジネスモデルを研究しろって言ったよね？

先週の投稿でも述べましたが、ニュースレターを書きはじめる前に、ビジネスモデルを研究しておきましょう。

もう少し具体的にいうと、「どうやってマネタイズするか」事前に頭にいれておくこと。

ぼんやりでもいいので、これがあるとグッと記事が書きやすくなる。
ぼくは研究せずに始めてしまったので、ぜひあなたには同じ轍を踏まないでほしい。

🖊ニュースレターでマネタイズする4つの方法

世界中のいろんなニュースレターを見渡しても、マネタイズ方法は主にこれしかない。
すごくシンプル。

1. スポンサーシップ

2. サブスク

3. 自社商品販売

4. 売却

どれか1つに特化してもよし、複数の方法を組み合わせてもよし。
それでは1つずつ見ていく。

1⃣スポンサーシップ

スポンサーシップは「広告」だと思えばわかりやすい。

サービスや商品を紹介してほしい企業・個人が、スポンサーとしてニュースレターにお金を払う。

スポンサーシップの長所は、高収益が見込める点だ。

例えば、23年に最も成長したAI系ニュースレターの1つである「Superhuman」の事例を見てみよう。
購読者は50万人を超える。

この記事の中ほどに、「Sponsered」と記載のあるサービスの紹介がある。

では、このXemblyという企業はSuperhumanへの出稿料（=スポンサー料）としていくら払っているのだろうか？

答えはこちら。

2,500ドル=約40万円。

1記事で最低でもこれくらいは稼いでいるのである。

スポンサー出稿料は場所によって異なる

だいたい3段階・松竹梅スタイルで価格を分けているニュースレターが多い。

• 記事上段にスポンサー広告を入れる場合→大きく掲載、高価格

• 記事中段にスポンサー広告を入れる場合→そこそこの掲載、中価格

• 記事下段にスポンサー広告を入れる場合→小さく掲載、低価格

Superhumanの場合、こちらで詳しい価格や申請方法がわかる。

スポンサーが取れるニュースレターはごくわずか

一方で短所もある。
それは、収益化までのハードルが高い点だ。

具体的には、購読者を多く集めないと収益化がむずかしい。
バズらないSNSとして「悪名高い」ニュースレターではこのハードルはなかなかだ。

渋谷の交差点の広告費がめちゃくちゃ高いのはなぜか？
そこに人が集まり、多くの人の目に触れるから。

ニュースレターのスポンサーシップもこれと同じ原理。

一発当たればデカいスポンサーシップだが、ある程度の購読者数をゲットしないと運用は難しい。

海外のニュースレター市場を見ていると、「購読者5,000人」がスポンサーシップの業界最低ラインになっている。

しかも価格は300-400ドル(=約5-6万円)からスタートというのが一般的だ。

現在の日本語マーケットでのニュースレター市場は規模がそこまで成長していないので、スポンサーをゲットするのは中々にハードルが高い。

ちなみに、ぼくの購読者は2,700人ほど。

2⃣サブスク

これは説明するまでもないだろう。

月額○○円の課金で記事が読めるニュースレターは、サブスクでマネタイズしている。
日本向けだとジャバさんのニュースレターは月額600円、過去記事は720円で運営している。

年間契約にすれば、月当たりの金額が割引になるニュースレターもよく見る。

サブスクの長所は誰でも簡単にはじめられるところ。
1記事目から有料ではじめることも可能。

1~2人など、数にこだわらなければ課金してくれる読者がいるかもしれない。

一方、単価が低いので高収益を上げるのはむずかしい。
それこそ数が必要になる。

ホリエモンのメルマガが980円で読める日本マーケットにおいて、それ以上の月額サブスクをとるのは相当にニッチかつ深い内容じゃないとむずかしい。

3⃣自社商品販売

これはニュースレターを通じて、自分の商品を売ることでマネタイズをする方法。
ある意味一番王道のマネタイズ方法だ。

海外のニュースレター配信者は、

• コンサル

• コーチング

• オンライン教材

などを販売しているケースが多いように思う。

自社商品販売の長所は高単価のコンテンツでも売れやすい点にある。

そもそもニュースレターを読むという行為にはたくさんの障壁がある

ニュースレターを運営していると、こんなにも難しいSNSなのかと思わせられる。

1. ニュースレターの認知をしてもらう：SNSなどでバズらせ、拡散しないといけない

2. 購読ボタンをポチってもらう：おもしろい記事で興味をひかないといけない

3. 継続して読んでもらう：毎回高レベルな記事を書かないといけない

この障壁を乗り越えて、残っている読者は相当なファンなはず。
（そう、ここまで読んでくれているあなたもその一人💛）

そこまでの関係性が構築できれば、高単価のコンテンツでも気持ちよく財布を開いてくれるだろう。

このあたりの話は海辺ネテロさんのこちらの記事がわかりやすく解説している。

一方、ニュースレターの記事執筆と並行してコンテンツ作りも行う必要がある。
これは労力がハンパない。

4⃣売却

ニュースレター自体を売却することによってマネタイズすることもできる。

日本のニュースレター市場はまだこのフェーズに入っていないので詳細は割愛するが、海外ではこのようにすでに売却事例がでてきている。

スポンサーシップと同じく、当たれば高収益を見込めるが、そこまで成長させるための購読者獲得などかなりの努力が必要だ。

⚡来週は集客方法について解説

本日はここまで。

まとめると、ニュースレターでのマネタイズ方法は4つ。

1. スポンサーシップ
   長所：高収益が見込める
   短所：まずは購読者5,000人をがんばって集める必要あり

2. サブスク
   長所：収益化が簡単
   短所：高収益はむずかしい

3. 自社商品販売
   長所：高単価でも売れる
   短所：記事制作と商品作りを並行する必要あり

4. 売却
   長所：高収益が見込める
   短所：ニュースレターを育てるのに時間がかかる

来週はニュースレターにどうやって読者を集めてくるかという点について書く。

ということで本日は以上です。

🌞質問やご意見はマシュマロから

匿名でOK。
こちらからどうぞ。

先週のコメント返し

ほかのかたのニュースレター読んでみようと思いました。検索が得意でないのでたすかります

ぜひぜひ！

あしなさんが教えてくれたニュースレターでこんなのがありました。

クリエイターのためのiPad特化のニュースレター。
正直言って、切り口がうますぎて嫉妬してます笑

あなたの購読しているニュースレターをぜひリプ欄で教えてください。
自薦、他薦問いません。

もしなくても、ぜひリプ欄を覗きに来てください。
新しいニュースレター情報がそこには転がっているはず。

✨今週のひとこと

最近感じているのは、日本のニュースレター市場が小さくてこれ単体ではまだビジネスになりにくいということ。

ライター・読者ともに少ないので、とくに今回取り上げたスポンサーシップのマネタイズがまだ立ちあがりにくい土壌にある。

イケハヤさんが先頭に立って「NFT市場」を大きくしようとしているように、「ニュースレター市場」にもメガインフルエンサーの参入がマスト。

フォロワー1-2万とかじゃなくて、数十・数百万単位のめちゃくちゃ影響力ある人がニュースレターを書きはじめれば空気が変わるはず。

以前、けんすうさんがこんなツイートをしていたのがずっと頭にある。

次期Twitterなるものがあるとしたら、Substackが一番になるんじゃないかなーという予感がしています。
Substackでもアル開発室やろうかな。

現在、有料noteで執筆・コミュニティ作っているインフルエンサーはターゲットになりうる。

早くこっちに来てくれ！！！

ぜひみなさんの意見もリプ欄で教えてください。

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